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さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「嘘吐 (うそつ) きは泥棒の始まり」とは?
平気で嘘をつくようになると、盗みも平気でするようになるという意味ですね。
嘘をつくのは悪の道へ入る第一歩であるという戒めの言葉です。
「嘘つきは盗人の苗代」「嘘と盗みは互いに隣同士」という言葉もあります。
「嘘も方便」の場面とは?
一方で「嘘も方便」という言葉もあります。嘘をつくことは悪いことですが、時と場合によっては嘘が必要な時もあるという意味です。
英語では「The end justifies the means.」というそうです。目的は手段を正当化するという意味ですね。
あくまでも、人のために嘘をつくことで、誰かを救うことができる場合に限って許されることです。悪事に結びつく嘘を許されるという意味で使うのは誤りです。
例えば、接客業でお客様を傷つけないように嘘をつくことはありそうです。
婦人服売り場で、お客様と店員で次のような会話が交わされるようなシーンです。
試着した客:「おかしいわ。いつもと同じサイズを着てみたのに、なんかきついわ。太ったのかしら?」
店員:「そちらのメーカーは少しサイズが小さめなんですよ。どのお客様にも、ワンサイズ上をおすすめしております」
本当はお客様が太ったのでしょうけど、服が小さいのだと嘘をつくことで、お客様の心を傷つけなくてすみます。
この嘘が広まったら、メーカーにとってはいい迷惑でしょうが、そうなる可能性は限りなく低いでしょう。
何か嘘をつく時は、「その嘘で誰かを救うことができるか」と自問自答するといいかもしれませんね!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.6.13記)